- リバウンドを上手く使いたい
- 叩いていると手が疲れる
- なんでリバウンドを使うのかわからない
「リバウンドが重要」ということは聞いたことあるドラマーが多いと思いますが、実際やってみると最初はなかなか上手くできません。
リバウンドを使うことはドラミングの基礎でもあるので、上手くなるためには避けて通れない道です。
こんにちは、ドラムを始めて10年以上のまーしーです。
僕もドラムを始めた頃、リバウンド練習が上手くできず、イライラしながら練習したのを覚えています。
今回はリバウンドを上手く扱うためのフィンガーコントロール練習を解説します。
この記事を読んで実践すれば、必ずリバウンドを上手く扱えるようになります。
フィンガーコントロールを練習して、ドラムをもっと上達しましょう。
フィンガーコントロールの重要性
まず、ドラムを上達する上でなぜリバウンドを使うことが重要なのか見ていきましょう。
ドラミングの基礎中の基礎
ドラミングにおいてリバウンドを使うことは避けて通れない道です。
ドラムはシングルストロークの集まりでビートを作りますが、速くなればなるほどリバウンドを使わないと叩けなくなってきます。
例えば、BPM180で16分音符をオルタネートで叩いてみてください。
リバウンドを使わずに叩けば1分もたたずに腕が疲れてきます。
しかし、リバウンドを使えば30分叩いても疲れません。
また、リバウンドはルーディメンツなどのテクニックでもよく出てきます。
ダブルストロークやパラディドルは有名なルーディメンツですね。
演奏時のメリット
次にフィンガーコントロールを習得するとどんなメリットがあるのか見ていきましょう。
フィンガーコントロールを習得すると、今まで無理して叩いていたものも、楽に安定してより速く叩けるようになります。
ドラムセット上のタム回しなど幅広く応用できるのも良いところですね。
練習のコツ
フィンガーコントロール練習のコツは次の3つです。
スティックのはねるポイントを見つける
フィンガーコントロールの練習をする前に、スティックが一番はねるポイントを見つけましょう。
いくら指の練習をしていても、スティックが上手くバウンドしていないとフィンガーコントロールは上達しにくいです。
指に力を入れるのは一瞬
指に力を入れるのは、スティックが高い位置で一瞬力を入れるようにしましょう。
指に力を入れすぎるとスティックのリバウンドを制限してしまいます。
イメージとしてバスケのドリブルを想像するとわかりやすいです。
上手くドリブルするためにはボールが地面にはね返り、高く上がったときに少し押してあげる必要がありますよね。
スティックも同じように一瞬指で押すことで上手くバウンドさせられます。
重力に逆らわない
小さな力で効率良くドラムを鳴らすためには重力を利用しましょう。
重力とは打面に向かって真下に働く力です。
スティックが真下に振り下ろされると、下ろした位置と同じ真上に戻ってきます。
しかし、スティックに余計な力が加わると、横にはねたり、同じ位置に戻ってきません。
最初は上手くバウンドしなかったり、横にズレたりしますが、真下に力を伝えることを意識すれば安定して叩けるようになってきます。
練習の流れ
フィンガーコントロールのコツがわかれば、後は実践していきましょう。
はじめは1打1打ゆっくり行い、スティックが真上に戻ってくる感覚を身につけましょう。
指だけでスティックをコントロールすることに慣れていないので、最初は手首が動いたり、腕でスティックを振ってしまいます。
「指のみでスティックを動かすこと」を意識しましょう。
薬指、小指は普段単体では使わない指なので、少し動きにくいです。
そんな時は手首の動きも少し加えても大丈夫です。
ゆっくりのスピードから徐々に速くしていき、安定して叩けるようにしていきます。
はじめは指が思ったように動かなかったり、リバウンドが返ってこなかったりしてイライラしますが、徐々に慣れていきますので諦めずに練習してみましょう。
このフィンガーコントロールが身につけばストーンキラーやダブルストロークなどにも発展していけるので、ぜひ試してください。
まとめ:リバウンドを制するものはドラムを制する
以上、フィンガーコントロール練習について解説してきました。
フィンガーコントロールはスティックのリバウンドを捉える練習方法です。
リバウンドを捉えることはドラミングの基礎なので、上達する上では必須の練習となります。
フィンガーコントロールができるようになるとこんなメリットがあります。
練習のコツは次の3点です。
フィンガーコントロールは練習することで誰でも身につけることができます。
フィンガーコントロールを身につけることで、ストーンキラーやダブルストロークなどに応用できますので、いろんな練習にチャレンジしてみてください。
以上、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
もっと上達したい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
【プロもやってる】上達のための基礎練習や、練習場所を解説
それでは、またっ!
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