- 音符が変わるときに上手く叩けない
- 音符がよくわからない
- いろいろな音符に慣れたい
ドラムを始めたばかりだと4分音符、8分音符、3連符など、いろいろな音符が出てきてどれがどれかよくわからないことってありますよね。
慣れてくれば簡単なことですが、慣れるまではとても難しいことをしているように感じます。

こんにちは、独学でドラムをはじめて10年以上のまーしーです。
僕もはじめは3連符?16分音符?なにそれ?という感じでよくわかっていませんでした。
いろいろな音符に慣れるためにオススメの練習方法が「チェンジアップ・チェンジダウン」です。
この記事では、音符に慣れるための基礎練習「チェンジアップ・チェンジダウン」について解説していきます。
- いろいろな音符に慣れたい人
- 綺麗なフォームを身につけたい人
- 基礎力を身につけたい人
チェンジアップ・ダウンを行うことでことで同じBPMでもいろいろな音符に対応しやすくなります。
トリッキーな曲も何食わぬ顔で叩けるようになるので、ぜひ頑張って習得していきましょう。
チェンジアップ・チェンジダウンってどんな練習?
「チェンジアップ・チェンジダウン」とは同じBPMの中で、2分音符、4分音符、16分音符など叩く数を増やしたり減らしたりする練習です。
同じBPMで練習することで、いろいろな音符に慣れることができます。
また、それぞれの音符を練習することで、音符にあった叩き方が身につきます。
- 4分音符などの少ない音符は腕全体でスティックを振ります。
- 16分音符などの打数の多い音符はリバウンドを捉えた指のコントロールがメインになります。
練習の流れ

練習の流れとしては、一気に全てやるのではなく、それぞれの音符を叩いていきます。
それぞれの音符が分かれば、つなげて練習します。
- メトロノームで4分音符を鳴らす(BPM 60〜100)
- それぞれの音符を練習する
- 音符をつなげて、チェンジアップ・チェンジダウンの練習をする
練習のコツ

この練習の目的は「音符になれること」と「音符に合わせた叩き方を覚えること」です。
目的に合わせて、自分の楽に叩けるBPMで練習しましょう。
- 1つ1つの音符を理解して、体で覚える
- 音符に合わせた、腕の振り方や叩き方を意識する
- メトロノームの音とパッドの打音がズレないように意識する
- 余裕を持って練習できるBPMで練習する
①音符別に練習しよう

まずは音符ごとのリズムを確認してみましょう。
メトロノームを4分音符で鳴らして、練習パッドを左右交互に叩いていきます。
一緒にやってみましょう!
2分音符

2分音符はメトロノームの音に対して、2回に1回パッドを叩きます。
メトロノームの音にしっかり重なるように、1打1打確認しながら叩きましょう。
4分音符

4分音符はメトロノームの音と同じ数だけパッドを叩きます。
2拍3連

2拍3連はメトロノームが2回なるうちに3回パッドを叩きます。
メトロノームの音と合うのが1,3拍目のみなので少しむずかしいですね。
わかりにくい方は3連符を両手で叩いてみて、片手をなくしてください。
それが2泊3連のリズムになります。
8分音符

8分音符は1拍のうち2回パッドを叩きます。
1小節(4拍)に8回叩くので8分音符ですね。
3連符

3連符は1拍のうち3回パッドを叩きます。
拍ごとに左右の手が変わるので、少しむずかしいですが、練習するうちに慣れてきます。
16分音符

16分音符は1拍のうち4回パッドを叩きます。
6連符

6連符は1拍のうち6回パッドを叩きます。
32分音符

32分音符は1拍のうち8回パッドを叩きます。
全体を通して練習しよう

それぞれの音符を叩けるようになれば、全体を通して練習しましょう。
2分音符→32分音符まで、2小節ごとに変化させていきます。
応用①ダブルストロークでやってみよう
上記ではシングルストロークでチェンジアップ・ダウンを行ってきましたが、応用でダブルストロークでする方法もあります。
普通の練習に慣れてきたら、挑戦してみてください。
応用②パラディドルでやってみよう
応用②としてパラディドルでも練習してみましょう。

むずかしいけど、いい練習になるよ
まとめ:チェンジアップ・チェンジダウンは音符に慣れるのに最適な基礎練習
この記事では「チェンジアップ・チェンジダウン」の練習について解説してきました。
この練習は「音符に慣れる」「音符に合った叩き方が身に付く」基礎練習です。
ドラム初心者の方は音符に慣れることで、安定したリズムでドラムを叩けるようになります。
はじめはBPM60くらいから始めて、慣れてくれば速くしていきます。
BPM100くらいで叩けるように慣れば大まかな曲には対応できるようになります。
練習手順は次のとおりです。
- メトロノームを4分音符でならす
- 音符別で練習する
- 2小節ごとに音符を変えながら、全体で練習する
練習する上では以下のポイントを意識して練習しましょう。
- 1つ1つの音符を理解して、体で覚える
- 音符に合わせた、腕の振り方や叩き方を意識する
- メトロノームの音とパッドの打音がズレないように意識する
- 余裕を持って練習できるBPMで練習する
以上、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
他の基礎練習も知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
【プロもやってる】上達のための基礎練習や、練習場所を解説
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