【1日5分】速い曲でも足のダブルがラクラク踏めるペダルふよふよ練習

ふよふよ練習アイキャッチ 基礎練習
  • 足のダブルが速く踏めない
  • 安定してバスドラを踏めない
  • キックの上達のための練習方法を知りたい

足のダブルを踏むときに、速くなると音が潰れてしまったり、安定して踏めないのはよくある悩みですよね。

家での練習も手の練習が多くなり、足の練習はおろそかになりがちです。

こんにちは、ドラムを独学で始めて10年以上のまーしーです。

実家でキックの練習をしていて、親からうるさいとよく怒られていました。

今回は足のダブルの踏み方や家でもできる練習方法などを解説します。

こんな人にオススメ
  • 足のダブルを速く踏みたい人
  • 安定してバスドラを踏みたい人
  • 家でも怒られない練習を知りたい人

この記事を読めば、速い足のダブルを楽に踏めるようになります。

それでは見ていきましょう。

キックペダルの踏み方

練習の前にまずはキックペダルの踏み方を確認しましょう。

基本的な踏み方

キックペダルは足の指の付け根あたりで踏みます。

プレートと足の裏が重なるように踏みましょう。

踏み方

かかとを上げて踏み込む「ヒールアップ」とかかとを地面につけて踏む「ヒールダウン」の2種類あります。

ヒールアップ、ヒールダウン
ヒールアップとヒールダウン
  • ヒールアップ:かかとを上げてペダルを踏む
  • ヒールダウン:かかとを地面につけてペダルを踏む

また、踏み込んだ時にバスドラムにビーターが当たってから離す「オープン」とバスドラムにビーターを押さえつける「クローズ」の2種類あります。

オープン、クローズ
オープンとクローズ
  • オープン:バスドラムにビーターが当たってから、ビーターを離す
  • クローズ:バスドラムにビーターを押さえつける

足のダブルを踏むには主に次の2つの奏法を使います。

どちらも1回の足の上下でバスドラムを2打叩く奏法で、習得することで安定して速くバスドラを叩けます。

スライド奏法

スライド奏法

速いダブルを踏むのにやりやすい奏法に「スライド奏法」があります。

スライド奏法の踏み方
  • 1打目をプレートの真ん中をつま先で踏む
  • 2打目をプレートの奥に踏み込む

1打目はカカトを上げて、つま先でプレートの真ん中あたりを踏みます。

2打目はつま先でプレートの奥を踏み込み、カカトを下ろして踏みます。

ヒール&トゥ奏法(アップダウン奏法)

ヒール&トゥ奏法

安定した音量で踏みやすい奏法で「ヒール&トゥ奏法(アップダウン奏法)」があります。

ヒール&トゥ奏法の踏み方
  • 1打目は足全体でプレートを踏み、踏んだ後つま先を上げる
  • 上がったつま先でプレートをふみ、2打目を打つ

1打目は足全体でプレートを踏み、踏んだ後につま先を上げ、ビーターを打面から離します。

1打目で上げたつま先でプレートを踏み、2打目を踏みます。

この時、カカトを上げるようにしましょう。

1打目はつま先が上がり、2打目はカカトが上がる、シーソーのようなイメージで踏むとわかりやすいです。

なぜ速く踏めないのか

なぜ速く踏めない?

バスドラムの踏み方がわかっていても実際やってみると上手く踏めなかったりします。

主な理由として次の2点があります。

  • 体の使い方が慣れていない
  • ペダルの踏み込みすぎ

体の使い方が慣れていない

体の使い方が慣れていない

1つは体の使い方が慣れておらず、ペダルの動きとうまく連動していないことがあります。

ゆっくりだと踏めても、速くなるにつれて足がペダルから離れてしまい、音が小さくなったり、詰まったショットになります。

これは少しずつ練習を重ね、ペダルの動きと体の動きを合わせていくことで改善できます。

ペダルの踏み込みすぎ

ペダルの踏み込みすぎ

2つ目はペダルを踏み込みすぎて、次の動作が遅れていることがあげられます。

バスドラムで大きい音を出そうとすると、ペダルを強く踏み込まないといけないと思いがちです。

しかし、これは間違いで、強く踏み込まなくても大きい音は出ます。

こちらの動画を見てみてください。

強く踏み込まなくても、ペダルの動きと足の動きを連動させることで、少ない力で大きい音を出せます。

練習方法

ペダルを速く踏むためにはペダルと体の動きを連動させることが大事ですが、身につけるための練習を2つ紹介します。

ふよふよ練習

ふよふよ練習方法

1つ目は「ふよふよ練習」です。

ドラマーの新谷康二郎さんが紹介していた練習で、家でも音を鳴らさずにできる練習ということで衝撃を受けました。

まずはこちらを見てください。

足を強く踏みつけてるわけじゃないのに、この連打の安定感ってすごくないですか?

「ふよふよ練習」をしていけば、ここまで踏むことも可能になります。

YouTubeでは具体的な練習方法も紹介されてるので、そちらも見ていきましょう。

練習方法
  • 打面についたビーターを離し、ペダルの動きを確認する
  • ペダルの動きに合わせて、ヒールダウンでペダルを踏み続ける
  • 動きに慣れてくれば、動きを止めないように1打ヒールアップで行う
  • 1打ごとにヒールダウン、ヒールアップを交互に繰り返す
  • ビーターを打面に当てない
  • 打面に当てないので静かに練習できる
  • ペダルの動きに合わせて足を動かすので、小さい力で行う

この練習はヒール&トゥ奏法の練習として取り上げられていますが、スライド奏法の練習にもなります。

ヒールアップでプレートを真ん中を、ヒールダウンでプレートの奥を踏めばスライド奏法になります。

ダブルを鍛える8ビート

ダブルを鍛える8ビート

「ふよふよ練習」でダブルの踏み方が身に付いてきたら、実際のドラムセットを使って、8ビートを叩いてみましょう。

ダブルのところはスライド奏法やヒール&トゥ奏法を使ってチャレンジしてみてください。

まーしー
まーしー

全部通すのが難しいときは、1小節ずつ練習するのがいいよ

オススメ練習グッズ

家でペダルの練習をするには、ペダルと練習パッドが必要です。

「ふよふよ練習」では音や振動を気にする必要がないですが、それ以外の練習では防音・防振対策もしないといけません。

こちらでは僕が普段使ってるオススメグッズを紹介します。

練習グッズ
  • ペダル:YAMAHA/FP720
  • ペダル用練習パッド:Pearl/BD-10
  • スポンジビーター:TAMA/ソフトサウンドビーター BSQ10S
  • 防振マット:Roland/ノイズイーター NE-10

ペダル:YAMAHA/FP720

ベルトドライブのペダルです。

昔からあるペダルの復刻版で、いろんなドラマーから愛されている名器です。

シンプルで踏みやすく、大きい音も小さい音も調整しやすいです。

ペダル用練習パッド:Pearl/BD-10

PEARL BD-10 パール バスドラム練習パッド

ペダル用練習パッドです。

値段も比較的安価で、使いやすいです。

スポンジビーター:TAMA/ソフトサウンドビーター BSQ10S

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普通のビーターで練習するとどうしてもアタック音が大きくなります。

音が気になるときはTAMAのスポンジビーターに変えるのがオススメです。

ペダルのビーターを付け替えるだけなので、取り付けも楽ちんです。

防振マット:Roland/ノイズイーター NE-10

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ペダルを踏むと床へ振動が伝わり、階下の人に迷惑がかかります。

防振マットを使うことで、床への振動を抑えることができます。

まとめ:ペダルふよふよで連打ラクラク

以上、足のダブルの練習方法についてまとめてきました。

基本的なペダルの踏み方は次の通りです。

ペダルの踏み方
  • ヒールアップ
  • ヒールダウン
  • オープン
  • クローズ
  • スライド奏法
  • ヒール&トゥ奏法(アップダウン奏法)

奏法を知っていても、いざ体を動かしてみると思ったように動かないものです。

ペダルを速く踏めない人は次の2点が原因かもしれません。

なぜ速く踏めないのか
  • 体の使い方が慣れていない
  • ペダルの踏み込みすぎ

ペダルを速く踏むためにはペダルと体の動きを連動する必要があります。

動きを連動する練習として「ふよふよ練習」がオススメです。

練習方法
  • 打面についたビーターを離し、ペダルの動きを確認する
  • ペダルの動きに合わせて、ヒールダウンでペダルを踏む
  • 動きに慣れてくれば、動きを止めないように1打ヒールアップで行う
  • 1打ごとにヒールダウン、ヒールアップを交互に繰り返す

家でのペダル練習では防音・防振対策もしないといけません。

オススメグッズは次の4つです。

練習グッズ
  • ペダル:YAMAHA/FP720
  • ペダル用練習パッド:Pearl/BD-10
  • スポンジビーター:TAMA/ソフトサウンドビーター BSQ10S
  • 防振マット:Roland/ノイズイーター NE-10

これまで家での練習は手での練習が多かったと思います。

キックを上達するためには、足に特化した練習を増やすしかありません。

今回取り上げた練習では自宅でテレビを見ながらでもできる練習なので、ぜひ続けてみてください。

他の練習方法も知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
【プロもやってる】上達のための基礎練習や、練習場所を解説

以上、最後まで読んでいただいてありがとうございました。

それでは、またっ!

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