- 手足を使ったフィルを叩きたい
- スムーズにフィルが叩けない
- 8ビートを安定させたい
手足を絡めたフィルをスムーズに叩けるとかっこいいですよね。
でも、実際やってみると、キックがモタったり、スムーズにできないものです。
最初からすんなりできるのは一部の天才のみです。
こんにちは、ドラムを独学で始めて10年以上のまーしーです。
手足のコンビネーションは僕も苦手で、徐々に練習して習得しました。
今回は練習して効果のあった「手足コンビネーション練習」について解説していきます。
この記事を読めば、流れるようなかっこいいフィルを叩けるようになりますよ。
それでは見ていきましょう。
練習のメリット
この練習をすることで主に3つの効果を期待できます。
手足のコンビネーションを練習することで、かっこいいフィルを叩けるようになります。
また、手足が安定することで普段の8ビートも安定して叩けるようになります。
練習のポイント
練習する時には次の3つのポイントを意識して行いましょう。
骨盤を立てて座る
イスに座るときは骨盤を立てて座りましょう。
骨盤を立てることで姿勢が安定し、足を動かしても体がブレにくくなります。
逆に骨盤を寝かして座ると重心が安定せず、手足のコンビネーションがやりにくくなります。
次の動作を意識する
コンビネーション練習をするときは、次の動作を意識しながら行いましょう。
コンビネーションがスムーズにできない人は叩く動きに集中し、次の動作が遅れている可能性があります。
例えば、スネアの後にバスドラを踏む場合、スネアを叩いている瞬間に右足が上がっていないといけません。
スネアを叩いてから右足を上げる動きを行うと、動作が遅いのでモタってしまいます。
ゆっくりの時はそれでも大丈夫ですが、速くなると追いつけません。
なので、次の動作を意識しながら行うことが重要です。
ゆっくり始める
3つ目のポイントはゆっくり始めることです。
コンビネーション練習は体を動かしたり、次の動きを意識したり、考えることが多くあります。
慣れれば考えずにできるようになりますが、始めはどうしても考えながら叩かないといけません。
いきなり速いBPMで練習してしまうと、頭や体が追いつかずブレてしまいます。
リラックスして叩けるBPMから始めましょう。
練習方法:4分音符系
まずはベーシックは4分音符系のコンビネーション練習をしていきましょう。
練習の流れは次の通りです。
- R=右手(ライト)
- L=左手(レフト)
- K=右足(キック)
同時に叩く
まずは同時に叩いていきます。
メトロノームの音を聞きながら、8分音符で叩きます。
右手、左手、右足すべてが同じタイミングでなっているか聞きながら行いましょう。
手1打+足1打
次は手足交互パターンです。
16分音符で交互に叩きます。
しっかりと16分音符に乗っていることを意識しましょう。
パターン①:バスドラ表、スネア裏
パターン②:スネア表、バスドラ裏
手3打+足1打
次は手3打+足1打のパターンです。
まずはそれぞれのパターンを練習し、慣れてきたら4種類をつなげて練習してみてください。
パターン①:バスドラ1打目
パターン②:バスドラ2打目
パターン③:バスドラ3打目
パターン④:バスドラ4打目
手2打+足2打
次は手2打+足2打のパターンです。
バスドラ前2打
バスドラ外2打
バスドラ後2打
バスドラ中2打
練習方法:3連符系
次は3連符系の練習です。
手2打+足1打
まずは手2打+足1打の練習です。
バスドラ前
バスドラ中
バスドラ後
手1打+足2打
次は手1打+足2打の練習です。
スネア前
スネア中
スネア後
応用練習①:右手と左手を逆にして練習する
上記では右手スタートの手順を書いてきました。
慣れてくれば右手と左手を逆にして同じパターンを練習するもの効果的です。
実際やってみると、右手スタートの手順とこんがらがって結構難しいです。
理想は右手スタート、左手スタート両方とも自由に切り替えられることです。
右手スタートで余裕が出てきたら、左手スタートにも挑戦してみてください。
応用練習②:メトロノームに合わせて左足を踏む
上記の練習に慣れてきて、無意識でもできるようになってくれば、手足のコンビネーションで困ることはそうそうなくなってきます。
さらに精度を上げるために、次の要素も足すことで、さらにハイレベルな練習が可能となります。
それぞれを追加してコンビネーション練習をすると、左足が加わる分難易度が上がります。
上記だけでなく、アイデア次第で色々なバリエーションで練習できるので、ぜひ試してみてください。
まとめ:コンビネーションは次の動作を意識
以上、手足のコンビネーション練習について解説してきました。
練習することでこんなメリットがあります。
練習するときは次の3つのポイントを意識しましょう。
練習パターンは次の種類があります。
コンビネーション練習はゆっくり練習し、体を動きに慣れさせることで上達していきます。
手足のコンビネーションを身につけることで、8ビートの安定、かっこいいフィルの演奏等、普段のプレイにもいい影響があります。
はじめは体が思うように動かず、難しく感じるかもしれませんが、徐々に進めることで必ず習得できます。
諦めずに練習に取り組んでみてください。
他の練習方法も知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
【プロもやってる】上達のための基礎練習や、練習場所を解説
以上、最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
それでは、またっ!
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