- ドラムを始めたいけど、何が必要か知りたい
- どれを買えばいいかわからない
- あまりお金をかけずにドラムを始めたい
ドラムはドラムセットとスティックがあれば、誰でも簡単に始められる楽器です。
ドラムセットを買うのは費用や場所の面でむずかしいかもしれませんが、レンタルスタジオに入れば手軽に叩くことができます。
こんにちは、ドラムを独学ではじめて10年以上のまーしーです。
僕がドラムを始めたときは楽器屋でスティックを1本だけ買って始めました。
この記事ではドラムを始めるときに購入すべきものを5つ紹介します。
できるだけお金のかからないように最低限必要なものだけ紹介します。
- これからドラムを始める人
- あまりお金をかけられない人
- オススメの機材を知りたい人
この記事に書いてあるものを買えば、すぐにドラムは始められます。
それでは見ていきましょう。
買うべきものはこれ
ドラムを始める際は次の5つを購入しましょう。
ドラムスティック
まず1つ目は「ドラムスティック」です。
ドラムを叩くためにはドラムスティックを使って演奏します。
演奏しているとスティックが削れてきたり、折れたりするので、消耗品として考えてください。
スティックによって全然使い心地も変わるので、色々なスティックを試して、自分に合うものを探しましょう。
スティックは長さや重さ、素材など色々選ぶ基準がありますが、最初は以下の物を買えばオッケーです。
- 素材:ヒッコリー
- 長さ:400mm前後
- 太さ:14mm前後
- チップ:だ円形、丸型
よく使われるメーカーは次の通りです。
- pearl
- vic firth
- promark
- tama
- zildjian
VIC FIRTH ( ヴィックファース ) / 5A ドラムスティック
スティックの選び方はこちらの記事でも詳しく書いています。
もう迷わない!誰でも簡単、自分に合ったドラムスティックの見つけ方
チューニングキー
2つ目は「チューニングキー」です。
チューニングキーとはその名の通り、ドラムのチューニングをするためのキーです。
ドラムのテンション・ボルトを調節することでチューニングします。
また、ドラムのネジを固定するときにも使う場合があるので、1個はあった方が便利です。
フットペダルを購入すれば付いてきたり、レンタルスタジオにも置いてあるので、直接購入しなくてもいいかもしれません。
スティックケース
3つ目は「スティックケース」です。
ドラムを始めるとスタジオに練習に行ったり、ライブに行ったりと移動することがあります。
その時にあれば便利なのがスティックケースです。
スティックをカバンに入れて持ち運ぶのもいいですが、ドラムを叩いているとスティックが削れてきて、カバンの中に木クズが落ちるので汚れてしまいます。
またドラム自体にスティックケースを取り付けることで、ドラム演奏中にスティックを落としてしまってもすぐに新しいスティックを取って演奏できるので、ライブ中でも安心です。
練習パッド
4つ目は「練習パッド」です。
ドラムを自宅で練習するときに練習パッドがあれば練習効率が格段に上がります。
大学時代はジャンプにガムテープをぐるぐる巻きにして叩いていましたが、叩く音がうるさすぎて近所からクレームが来ました笑
自宅練習で気をつけることは騒音と振動です。
練習パッドを使うことで、音が比較的に小さくなり、スティックの跳ね返りも生のドラムに近いので、
より実践に近い練習をすることができます。
振動が気になるときは練習パッドの下にクッションやタオルを置いて練習しよう
メトロノーム
5つ目は「メトロノーム」です。
ドラムはリズム楽器のなので、リズムに合わせて練習するのが基本です。
昔ながらの振り子式ではなく、電子式のメトロノームを買いましょう。
無料アプリでも大丈夫ですが、スマホで撮影や録音をする場合、買っておくのがいいでしょう。
YAMAHA ( ヤマハ ) / ME-110 電子メトロノーム
あれば便利なもの
練習するのに必ず必要ではないですが、あれば便利なものを紹介します。
フットペダル
あれば便利なものとして1つ目は「フットペダル」です。
フットペダルはバスドラムを演奏するためのものです。
ほとんどのスタジオには備え付けてあるのでなくても大丈夫ですが、それぞれ踏み心地が違うので、毎回同じ感覚で練習するためには買っておいた方がいいです。
フットペダルにはシングルペダルとツインペダルの2種類あります。
演奏するジャンルにもよりますが、最初はシングルペダルで大丈夫でしょう。
- シングルペダル:初心者向き。シングルチェーン、ダブルチェーン、ゴムベルト等いくつか種類がある。
- ツインペダル:メタル等のバスドラムを多用するジャンルを演奏するなら必要
ペダル用練習パッド
フットペダルを購入する場合は家で練習できるように、ペダル用の練習パッドも買いましょう。
家でも手足の感覚を練習できるようになれば、格段に上達速度が変わります。
自宅でのペダル練習は周りに振動が伝わりやすいので、タオルやカーペットを敷いて対策すると近所迷惑にならず安心!
ROLAND ( ローランド ) / NE-10 ドラム用防振材
スネアドラム
ドラムを演奏する上で一番使うのがスネアドラムです。
これもスタジオに備え付けてあるので、絶対必要というわけではありません。
ただし、スネアそれぞれで音が変わるので、毎回チューニングして音を一定に保つのは大変です。
自分のお気に入りのスネアドラムを1台持っておくと、常に一定の音で演奏でき、テンションも上がります。
素材や銅の深さで音の特徴が変わります。
材質 | 材質 | サウンドの特徴 |
メタル | スチール(鉄) | アタックが強く、キレのいいパワフルなサウンド。 |
ブラス | 明るく豊かなサウンド | |
アルミ | 明るく軽快で、キレのあるサウンド | |
コパー(銅) | 柔軟で深みのあるサウンド。上質なサスティンが魅力。 | |
ウッド | メイプル | 硬い材質。立ち上がりのいい明るいサウンド |
バーチ | 柔らかい材質。丸みがあり、暖かいサウンド | |
マホガニー | 中低域が豊かな、甘くまろやかなサウンド | |
ビーチ | 明るくふくよかで、特有のコシのあるサウンド | |
オーク | 低音が効いた太いサウンドで、耳に痛くないのが魅力 | |
ブビンガ | 硬めでアタック感のあるパワフルなサウンド |
- 浅胴:シャープでキレのいい音
- 深胴:太くパワフルな音
楽器店に行けば、試奏させてもらえるので、色々試して自分に合うスネアドラムを見つけることをお勧めします。
どれを買えばいいか分からない人はとりあえず以下の基準で買えばオッケー
- 材質:メタル
- 深さ:5.0〜5.5インチ
- 口径:14インチ
まとめ
以上、ドラム初心者が買うべきものをまとめてきました。
ドラム初心者が買うべきもの5選とあれば便利なものは以下の通りです。
ドラムを始めるのは何歳からでも遅くはありません。
勇気を持って1歩踏み出せば、楽しい未来が待っています。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
ドラムについて知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
Step1:【初心者必見】ドラムの役割•名前•叩き方などの基礎を徹底解説
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